シリコン塗料とフッ素塗料の違いは?耐久性とコストを徹底比較

2025年1月20日外壁・屋根塗装の基礎知識
シリコン塗料とフッ素塗料の違いは?耐久性とコストを徹底比較

塗料選びが外壁塗装の成功を左右する

外壁塗装において、塗料選びは非常に重要です。塗料のグレードによって、耐久性や価格、メンテナンスサイクルが大きく変わります。
ここでは、代表的な塗料の種類と特徴を整理したうえで、シリコン塗料とフッ素塗料の違いをわかりやすく解説します。

主な塗料の種類と特徴(ざっくり比較)

アクリル塗料

耐用年数:5〜7年
特徴:価格は安いものの、耐久性が低く、現在の戸建て外壁塗装ではほとんど使われません。

ウレタン塗料

耐用年数:7〜10年
特徴:柔軟性と密着性に優れていますが、紫外線に弱く、近年はメインでは使われなくなってきています。

シリコン塗料

耐用年数:10〜15年
特徴:現在もっとも一般的なグレード。耐久性と価格のバランスが良く、汚れにも比較的強い塗料です。
江戸川区の戸建て住宅でも採用率が高い、スタンダードな選択肢です。

フッ素塗料

耐用年数:15〜20年
特徴:高い耐候性と汚れにくさが大きな魅力。初期費用はシリコンより高くなりますが、塗り替えサイクルが長くなります。
長期的に見ると、塗り替え回数を減らせるぶん、トータルコストが抑えられるケースも多いグレードです。

無機塗料

耐用年数:20〜25年
特徴:最高クラスの耐久性を持つプレミアムグレード。紫外線や雨風、カビ・コケにも非常に強く、「できるだけ長く持たせたい」という方に向いています。

シリコン塗料とフッ素塗料の違いをもう少し詳しく

1. コストパフォーマンスの考え方

シリコン塗料
初期費用は比較的抑えやすく、10〜15年程度を目安に塗り替えを行うイメージです。
「一旦ここでしっかり直して、将来リフォームも視野に入れている」という方に向いています。

フッ素塗料
シリコンよりも材料費・工事費ともにやや高めですが、塗り替えサイクルが長くなります。
長期的に見ると、塗り替え回数を減らせるぶん、トータルコストが抑えられるケースもあります。

2. 耐候性・色あせのしにくさ

フッ素塗料は、紫外線や酸性雨に対する耐性が非常に高く、色あせしにくいのが特徴です。
江戸川区のように、

  • 海が近く塩害の影響を受けやすい
  • 幹線道路も多く排気ガスの影響が出やすい

といった環境では、フッ素塗料のメリットが出やすいと言えます。

3. 汚れにくさ・美観の持ち

シリコン・フッ素ともに、雨水で汚れが流れやすい「低汚染」タイプが主流ですが、
より長くキレイさを保てるのはフッ素塗料です。

  • シリコン:十分キレイが長持ちする"標準グレード"
  • フッ素:特に汚れやすい環境や、建物の見た目を長く保ちたい方向けの"上位グレード"

というイメージを持っていただくとわかりやすいと思います。

どの塗料を選ぶべきか?

シリコン塗料がおすすめの方

  • 初期費用はなるべく抑えたい
  • 10〜15年後に外壁リフォームや間取り変更も検討している
  • 標準的な耐久性があれば十分だと考えている

フッ素塗料がおすすめの方

  • できるだけ塗り替え回数を減らしたい
  • 長期間、美観を保ちたい(白や濃色など、汚れや退色が目立ちやすい色を選びたい)
  • 将来のトータルコストを抑えたい

豊建設がおすすめしている塗料

豊建設では、アステックペイント社の高性能塗料を中心にご提案しています。

  • シリコングレード:シリコンREVO1000(-IR)
  • フッ素グレード:フッ素REVO1000(-IR)
  • さらに上位の長寿命グレードとして:無機ハイブリッドウォール

など、江戸川区の環境やお住まいの状況に合わせて最適な塗料を一緒に選んでいきます。

まとめ

塗料選びは、予算・建物の状態・お住まいになっている環境・今後のライフプランを総合的に考えて決めることが大切です。

「シリコンとフッ素、どちらが自分の家に合うのか分からない」という場合は、実際の外壁の状態を見たうえでご説明するのが一番早道です。

豊建設では、江戸川区を中心に無料の現地調査・ご相談を承っています。
塗料ごとのメリット・デメリットを丁寧にお伝えしながら、失敗しない塗料選びをお手伝いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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